本田眼科医院  
医療法人社団 光彩会 本田眼科医院
静岡市葵区紺屋町8-6 TEL 054-251-1125
 

目と紫外線について 目の紫外線対策って必要?
日焼けなどによるお肌への負担など、紫外線が身体に悪影響を与えることは良く知られています。
しかし、紫外線は目にも悪影響を与えていることはあまり知られていません。
紫外線が目に与える悪影響について、学びましょう!

紫外線の種類
紫外線(UV)は、波長の違いによりA波・B波・C波に分けられます。
この中で、最も有害なのはUV-C波ですが、オゾン層で吸収され、地表にはほとんど届きません。

次に有害なものはUV-B波です。これも一部はオゾン層で吸収されますが、地表にも届きます。わたし達に降り注いでいる紫外線のうち、約10%はオゾン層で吸収されなかったUV-B波で、残りの大部分を占めているのがUV-A波です。

紫外線は、季節や時間帯による違いはあるものの、曇りの日でも絶えず、私達に降り注いでいます。
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紫外線が身体に与える影響
UV-A波は、私たちの肌を通過し、皮膚の奥深くの真皮層まで入り込み、肌細胞のDNA に大きなダメージを与えます。
このUV-A波を浴びた後は、メラニン色素の増加にともなって皮膚が褐色化します。この作用をサンタンと呼びます。

サンタンが続けば、皮膚の弾力線維、膠原線維(こうげんせんい)に負担をかけ、シミやソバカス、シワの原因を作り出します。 肌の新陳代謝を弱め、肌の老化を促進させます。
UV-B波肌の表面で影響を及ぼします。
このUV-B波を浴びると肌は赤く炎症し、ヒリヒリしたり熱を持ってほてった感じがします。これをサンバーンと呼びます。UV-A波と同じように、シミやソバカスなどの原因を作ります。さらに過剰なUV-B波を 浴びると、皮が剥けたりもします。
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瞳の紫外線対策
 紫外線は、大気中で散乱したり、地面や建物など様々なものに反射したりして、365度、あらゆる方向から私たちに降り注いでいます。
お肌の場合は、日焼け止めクリームを塗ったり、皮膚を覆ったりして、すぐに直接的な紫外線対策が出来ます。しかし目は、日焼け止めクリームを塗ることは出来ません。
 サングラスや眼鏡、コンタクトレンズでUVカット機能があるものを使用して、紫外線から目を守りましょう 
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瞳の紫外線対策をするうえでの注意点
サングラス・眼鏡の場合 -コロネオ現象に注意!-
 コロネオ現象ってなに??     
サングラスや眼鏡は、正面からの紫外線には有効です。しかしサングラスや眼鏡の形状によっては、どうしても側面からの紫外線を防ぎきれないことがあります。

側面から入った紫外線は、角膜(黒目)周辺で屈折したあと、目の鼻側に集中してしまいます。
これをコロネオ現象と言います。

正面から入る紫外線よりも大きなダメージとなってしまうので、サングラスや眼鏡による紫外線対策は注意が必要です。
 


瞳の紫外線対策をするうえでの注意点
サングラス・眼鏡の場合 -コロネオ現象に注意!-
  
その時の流行や好みで、フレーム形状や大きさからサングラスや眼鏡を選ぶ方が多いのではないでしょうか。

上記の『コロネオ現象』からもわかるように、なるべく顔の骨格に沿って、お顔にフィットする形状を選ぶと、より紫外線の影響を受けにくくなります。

メガネの場合〜表示に注意〜

表示に『UVカット』とかいてあるだけのものは注意してください。
有害とされているUV-A・B波をカットできないと意味がありません。
  
 サングラスの場合〜レンズの色に騙されないで!〜

色が濃いレンズの方が紫外線をカットできると勘違いすることが多いようですが、色と紫外線カットの性能は関係がありません。
紫外線カットのサングラスには、「紫外線透過率」が数字で表示されています。これはそのレンズがどれだけ紫外線を透過するかを示す数字なので、低いほどレンズの性能が優れているということになります。
例えば、「紫外線透過率1.0%以下」という表示のレンズは、紫外線を99%以上カットすることができると言われます。
「紫外線カット率」と表記しているサングラスもありますが、その場合は数値が高い方が性能の良いレンズということになります。
性能が良くなるほど、金額は高くなる傾向にあるようですが、どのくらいの時間、屋外で紫外線を浴びる可能性があるのかを考慮するとよいでしょう。 
コンタクトレンズの場合 〜しっかり説明をしてくれるお店で相談しよう〜
 
各メーカーやコンタクトレンズの種類により、紫外線カットのコンタクトレンズと、そうでないコンタクトレンズがあり、紫外線カットのコンタクトレンズでも、紫外線カット率は異なります。
屋外で使用する頻度や時間を考慮して、選びましょう。

また、コンタクトレンズ使用時に乾き目(ドライアイ)の状態になると、紫外線の影響を受けやすいとも言われています。

眼科でしっかり検査を受けたうえで、目の健康状態や使用頻度等を考慮したうえで、最適なコンタクトレンズを選んでもらうことをお勧めします

        

 コンタクトレンズと眼鏡やサングラスを、一緒に使うことで、紫外線対策が
 万全になります。

 紫外線を浴びることで、免疫力を向上させるビタミンDを作り出す効果など
 もあり、すべてが体にとって毒ということではありません。

 しかし、目においては紫外線が良い影響をもたらすことは無いので、
 季節に関係なく、目の紫外線対策はしっかりしましょう。